T-ZONE 和平PDA館
29 Aug 2001
Yasuhiro Yamane
２００１年８月２２−２３日。７回目の台湾出張でした。 Tidal Power社がPD-1100を出荷中とはいえ、いつも期待を裏切る街、台北。 今回も各電脳街・ショップめぐりをしましたが、やはりいつものとおり、 PD-1000/1100を見かけることは出来ませんでした。前回、似非PD-1000を 置いてあったお店からも姿を消滅。もう普通のお店で購入することは できなくなってしまったんですね、きっと。
さて「Palmaxとわたくし」７月２４日のトピックスによれば、元々Palmaxノートを 発売していたPalmax社が、「Compal Electronics PMCC」 と名前を変え、 Palmaxの名前が消滅してしまった！とのこと。 ところが台北では、Palmax社のPocekt PCである「PD600C」があちこちで 売っていました。WindowsCEではなくPocketPCですから、そんなに古い 商品でもありません。今回、T-ZONEが台北駅前、三越の裏手に「和平PDA館」を オープンしており、店内の写真は取れませんでしたが、PD600Cは山積み状態。 また店の外側のショーウインドウにもずらずらーっと並べてありました。 たまたま翌日の香港の新聞にも紹介記事が出るなど、どういうこと？ 「Palmax」ブランドは、もうしばらくは安泰なのでしょうか？
T-ZONE 和平PDA館
PD-600Cのパッケージ（同ショップ）
ところで台湾にはPDA専門月間誌、「PDA info」というものが売って います。今回、試しに買ってみましたが、PalmやiPAQに混じって PD600Cの記事もあります。そしてPDA使いの人を紹介する 「People」コーナーには、台北の歯医者さんが登場。なんと、 PD-1000を使っている、なんて書いてあるじゃないですか。さすが台湾！ Palmaxノートユーザーがきちんといるんですね！
PDA info雑誌表紙
PD600Cの記事
People記事、歯医者さん
歯医者さん曰く
「PD-1000は新機種が出てこないけど十分実用的さ。患者さんに カルテをみせたり、自宅に持ちかえって書類を作ったり ネット接続など、十分実用的だね」
とのこと（笑）。
この記事を読んで、PD-1100購入希望者が増え、街中のPCショップにも
普通に売られるようになるといいんだけどなぁ．．．