台湾出張報告6

07 May 2001
Yasuhiro Yamane

2001年5/3−4と久しぶりの台湾出張(6回目)でした。 今回は英国の代理店でPD-1100の出荷が再開されたこともあり、 なにか期待できるかも。

私の台湾出張、正確には「台湾・台北市出張」です。 その台北市、昨年一気に複数路線の開通した地下鉄(MRT)の おかげで市内の移動がものすごく便利になりました。 台北車駅(列車の駅)から電脳街の八徳路まで、わずか2駅。 タクシーだと、やっぱり面倒ですし、言葉の問題もあります。 過去にこんなことが実際にありましたし。

わたくし「請去ばーとぅーるー(八徳路へ行ってね)」
運ちゃん「はーとぅーるー?なーりー?(どこ?)」
私「でぃえんなう、こんぴゅーたー!」
運「こんぴゅーたー?IBM?」
私「そうそう、IBMのこんぴゅーたー」

気がつくとタクシーは全然違う方向へ...

私「どこいくの?ぱー・とぅー・るー!」
運「え、IBM台北事務所じゃないの?」

いやー、タクシー乗るときに下手な北京語は禁止ですね。 (それに比べ地下鉄は本当に楽チンです)。

さあ、さっそく仕事の後、地下鉄に乗り「忠孝新生」駅へ。 夜9時半、そろそろ店じまいの始まる時間です。八徳路へは 駅から徒歩2−3分。道路両側のお店を駆け足でみてみると やっぱりPalmaxは存在も無し。まあ今回も行くところは 地下街になっている「現代広場」。そこの階段を降りた ところの店。ここは前回、PD-1100を置いてありましたから!

お店に到着すると、店員さんはいれど、すでに閉店していました。 店内のショーケースを外から見ると、PD-1100は無し! あああー、やっぱり、そうなのか...気落ちして店の外側の ガラス壁(ここもショーケースになっている)を見てみると、

PD-1000 with Docking Station

あったー!PD-1100だ!しかもドッキングステーションの上に! いそいで写真を撮る(本当は撮影禁止)。あれ、よーく見ると、 なんか変です...蓋の右上のLEDが3つ。スピーカーも形が違う!

こ、こいつはPD-1100ではなく、PD-1000/PD-1000PLUSだ! さらに近寄ってみてみると、液晶の左側にステッカーが張ってある!

「ROVER BOOK」(ガラス越しで写真が不鮮明ですが)

Rover Book ...?

こ、これはいったい、なんなんでしょう?もはや旧旧機種となった PD-1000/PLUSを売るがために、変な名前をつけたんでしょうか? ってことは、Palmax社の在庫処分品なのか?でもこの名前はいったい? いまどきMediaGX133/166MHzのマシンを名前を変えてでも売ろう、という 商魂はさすがですが、それにしても、売れるんだろうか?(余計な心配)。

さてそのあとはお決まりの台北車駅前、「NOVA」と「T-STATION」 へ行きましたが、NOVAにはやっぱりPalmaxは無し。T-STATIONは 改装中(フィットネスセンターになっちゃうかも)で立ち入ることは できませんでした。

台湾のこの状況からすると、もはやPD-1100をお店で入手するのは 不可能に近いのかもしれません。中古なら香港でたまに出ていますが... 英国 Amherst 社か、豊島さんに頼むのが確実な方法かもしれません。 うーむ、これから先、PD-1100シリーズはどうなっちゃうんだろう??


第1回 / 第2回 / 第3回 / 第4回 / 第5回


Palmax と わたくし > レポート書庫 > 台湾出張報告6