"PD-1000 FAQ 5 - IrDA Port Setup" by Palmax Technology.
Japanese translation done by KIMOTO Go.


FAQ 5 - IrDA ポートのセットアップ

Q:

PD-1000 ミニノートブックの内蔵 IrDA ポートを使うには.
A:
  • 赤外線通信機器を使うには 5つの手順を踏む必要があります.

壱: CMOS BIOS のシリアルポートの設定にて赤外線 (infrared) デバイスを有効にする必要があります:

  • 1. システムが起動するときに DEL キーを押して CMOS 設定画面に入る
  • 2. Integrated Peripherals を選ぶ
  • 3. Serial Port 2 を有効 (Enabled) にして,次のように設定:「2F8 IRQ3」
  • 4. その下の UART2 MODE を「IRDA FIR」に変更
  • 5. Exit, Save そして再起動
  • 6. 再起動中に Windows が新しいデバイスを 自動的に認識,設定される. シリアルポートを IrDA に設定しなければ v3.0 Fast Infrared のドライバは見えない.

  • 注意:外付けモデムを使うときはポートの設定を MODEM に戻す必要があります. あるいは, PCMCIA モデムを使えばわずらわしい設定は不要になります.

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弐: Windows 98 コントロールパネルからシステムデバイスマネージャを開いて IrDA v3.0 Fast Infrared Port がインストールされていることを確認してください. 下記のようになっているはずです:
  • 赤外線: 赤外線通信デバイス
  • ポート: 仮想赤外線 COM ポート,仮想赤外線 LPT ポート
  • ネットワークアダプタ:IrDA v3.0 Fast Infrared Port,ダイヤルアップアダプタ

  • 「汎用赤外線シリアルポートまたはドングル」「赤外線 PnP シリアルポート(*0510)」 という名前のものがあったら削除してください.これらは不要です.

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参:
コントロールパネルネットワークで IrDA v3.0 Fast Infrared Port を 選んでください. ファイル(とプリンタ)の共有を有効にしてください. つぎにプロパティを選んで 詳細設定 (Advanced) を変更します.


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Infrared Transceiver の A と B 両方を "Temic TFDS-6000" と してください.OK を押して終了してください. システムが再起動してもよいかときいてくるので,再起動してください.

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四: システムが再起動すると システムトレイの時計のそばに赤外線のアイコンが現れるのに気づくでしょう. 赤と緑で交互に色が変わっている間は通信相手の IrDA デバイスを探しています.

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アイコンをクリックすると赤外線モニタが現れます. 通信相手が見つかるとそこにリストが表示されます. コントロールパネルから赤外線を実行することでも赤外線モニタを出すことができます. 互いに認識しやすいように,赤外線デバイス同士はできるだけ近づけてください. 「ユーザ情報 (Identification)」でコンピュータに名前をつけるのもお忘れなく.

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五: ファイルの転送は,とても簡単です. うまく接続できていれば IrDA モニタにほかのデバイスが見えます. ファイルをひとつ,または複数選んで右クリックしてください. メニューから「送る」,「赤外線の受信側」を選んでください. ファイルがコピーされている間,転送モニタが表示されるでしょう. 転送が終わるとファイルは「My Received Files」フォルダに格納されます. 以上で全部おしまいです.


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F.A.Q.'s
FAQ 1 PD-1000 についての一般的な質問
FAQ 2 BIOS の更新 (PD-1000 Award BIOS)
FAQ 3 ケーブル接続
FAQ 4 USB ポートのセットアップ
FAQ 5 IrDA ポートのセットアップ
FAQ 6 Award BIOS 西暦 2000年対応声明
FAQ 7 ケーブル接続チュートリアル
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