8.4GB より容量の大きなハードディスクに Save to disk 領域を作る場合は 8.4GB 境界の内側に置かなければいけません.
8.4GB 境界の外側に Save-to-disk パーティションを作ると Save-to-disk 機能を実行したとたんにファイルシステムが破壊されます.
これは PD-1100 において確認済みです. たぶん,PD-1000 でも同様でしょう.
8.4GB 以下の容量のディスクならば,どこに置いてもかまいません.
Save-to-disk 機能は別名 Suspend to Disk, Zero Volt Suspending, Hibernation ハイバネーションとも 呼ばれます.
ハイバネーションのためのパーティションはディスクのどこに置いてもいいのか? ディスクの先頭,または終端? パーティションマジックを使えばこの Save-to-Disk パーティションを 作るための作業が楽になるか? それともディスクの初期化からやり直しか?
先頭に置いてください.
8.4GB より大きなディスクでは決して終端においては行けません.
PartitionMagic , システムコマンダー , System Selector といった, データを保持したままパーティションの構成を変更できるアプリケーションを使うと 作業が楽になるでしょう.
そのような機能を持ったソフトウェアをお持ちでなければ, fdisk を使ってディスクの初期化からやり直しになるでしょう.
fdisk は操作をひとつ間違うとデータが全部なくなってしまう. パーティションではなく「ファイル」で save to disk 領域を作ればよいではないか.
私はファイルで作った.動作は完璧だ.
大容量のディスクでは「ファイル」で領域を作っても機能しないことがあるのです.
もしファイルで作って機能しているならば,そのまま使って問題ありません.
Linux ではどうなのか.
同じです. ただし,井上義也さんによるカーネルパッチ が必要かもしれません.
以下の環境で検証しました.
Palmax PD-1100
128MB of RAM
Windows 98
Fujitsu 12GB disk MHK2120AT
IBM 20GB disk Travelstar 20GN DJSA-220
IBM 30GB disk Travelstar 30GN IC25N030ATDA04