Palmax ミーティング in 能登 2002

9 Mar 2002, 万葉倶楽部にて

Tidalpower Mininote 200X and Palmax PD-1100

今回の参加者は PD-1000 PLUS / PD-1100 ユーザの 國分さんと,わたくし木本の総勢2名. おなじメンツで昨年に東京インスタントミーティングが行われている.

■主役は Transnote

國分さんは最近 IBM の Transnote を購入なさったということなので,持ってきてもらった. そういうわけで今回の Palmax ミーティングの目玉は Transnote. 歴史に残る名機である. Palmax ミーティングなのに IBM?というなかれ.いいんです.いいといったらいいんです.

■知らない人のための Transnote の説明

Transnote はノートブック型 PC と本物のノートブックが合体した文房具. 紙にペンで書いた内容を PC 側に転送してデータとして保存することができる. PC のほうもタッチスクリーンになっていてスタイラスで操作できる. うっかり紙用のボールペンで PC の画面をつつかないように注意が必要である. もちろんキーボードはついているがキーボードを隠したタブレット形態で使うこともできる. 歴史に残る名機と書いたが, すでに生産を終了しているので歴史上の名機といったほうが正しいかもしれない.

■ただくっつけただけじゃないらしい.

わたくし:「実物を見るとほしくなっちゃうなあ」

でも,わたくしがほしいのはパソコン側だけなのだ. ノートパッド側は,いらないのだ. パソコン部分とノートパッド部分は分離できないのだろうか. いじくりまわしてみたが,分離できるようにはできていないようだ.

ノートパッドの下敷き部分にペンの動きを感知するセンサと ペンの軌跡を記録するメモリがあるらしい. PC 側の電源を入れずにノートパッド側だけ使うこともできるそうだ. あとで PC 側にペンの軌跡データを転送できるのだがこのとき日付情報も送られる.

わたくし:「それはつまり Transnote は時計をふたつ持っているということになりますか?」
國分さん:「はて? 時計あわせは一回しかしていませんよ.」

ひとつの時計を PC とノートパッドでを共有しているんでしょうかね. ただ PC とノートパッドをくっつけただけじゃないんだな.

■タブレット型 PC の盲点

國分さんのマシンは Windows でもちゃんとユーザ名とパスワードを入力しないと 使えないように設定されている.「大事なデータをあつかっていますから.」

Transnote の Windows 2000 のログインパネルの下には 模擬キーボードが表示される. キーボードが使えないタブレット形態でもパスワード入力ができるようにと, IBM がつけてくれたものらしい.

あれ,Windows 2000 には ソフトウェアキーボードが標準でついてきませんでしたっけ. あ,そうか,あれはログインしてからでないと使えないんだ.

■Palmx の話題

もちろん,Palmax の話もありました.

木本:「Palmax のマイク端子はどういう仕様なのだろう.」
國分:「ViaVoice に付属のヘッドセットのマイクがそのまま使えました. CanBe のマイクはだめでした.」

國分:「PD-1000 PLUS の画面にときどき縦じまが入るようになってしまいました.」
木本:「それは接触不良でしょう.中のコネクタを抜き挿しすれば直るかも.」

■また次回

幹事の國分さんは能登内外の Palmax ユーザ数名とコンタクトをとったのだが, 残念ながらみな都合がつかなかったということである. また次回のご参加を楽しみにしております.

Station
X のトランプゲームをペンでプレイしているところ.

Street After Typhoon
東京みやげの Palmax ケース.

Transnote LCD part of Transnote Notepad part of Transnote
トランスノートをデモンストレーション.


Palmax と わたくし > レポート書庫 > 能登ミーティング 2002 レポート