前回までのあらすじ:
わたくしは 9 月(3 か月前)に香港を訪れる予定であった
が果たせなかった.北京ダックも食べられなかった.
登場人物:
「豊島さん」:木本と同時に PD-1100 を入手した方.
今回は台湾,香港とも同行をおねがいした.
「山根さん」:このページの「香港特派員」を
やってくださっている方.香港で出迎えていただいた.
今度こそは北京ダックを食ってやる! と,気合を入れて,わたくし木本は 香港へやってまいりました.
「おお.ここが北京ダックのみせかあ.」
香港 Palmax ミーティング公式レストラン, 鹿鳴春.かなり混んでいる.人気のほどがうかがえる.
今回のミーティングは 山根さんと豊島さんとわたくしの3人である. 前回は山根さんと豊島さんの2人だけ, しかもおふたりとも Palmax のユーザではなかったが, 今回はめでたく3人とも Palmax ユーザである.
「あ,しまった.」
「どうしました.」
「Palmax ミーティングなのに, 実機をホテルにおいてきてしまった.」
「いいじゃないですか,このミーティングの 目的は北京ダックなんだから.」
「そっかあ.そーですね.わははは.」
「わははは.」
(念願かなってついに北京ダックにくらいつく,わたくし木本.)
食って食って食いまくる. 豊島さんと木本が香港へくる前に 台湾によってきたのでその話を 山根さんにしつつ,もりあがる.
ホテルに戻る.
わたくし木本が所有していた 紫の PD-1000 を山根さんに譲渡. 売却金額は,ないしょ.
山根さんの PD-1000, 豊島さんの PD-1100, わたくしの PD-1100 と,3台そろいぶみ.
山根さんは PD-1000 を手に入れてたいへん喜ぶ. 「うわー,いいなあ.くうー,いいなあ.」 そんなに喜んでもらえるとは思いませんでしたよ.
「無垢な子猫を手に入れたような喜び」とまで 表現する山根さん.
その子猫はね, なかなかいうことをきいてくれないんですよ. 人間になついてくれない子猫なんですよ. と,わたくしは言おうと思ったが, やめておいた.
一方の豊島さんは PD-1100 の 日本語 Windows 95 の設定でドツボにはまっている. 「うぉー,ちくしょー.くそー,ちくしょー」 PC カードが使えるようにならなくて困っている.
「こんなに苦労させられるとは思わなかった」と おっしゃる豊島さん.
わたくしに言わせれば,まだまだ苦労が たりないっスよ.と,これは声に出して言った.
「上をみながらあるいてはいけません.こけます.」
「道路を横断するときは,一方通行でも左右の確認を怠ってはいけません. 手押し車のオヤジにぶつけられます.」