"Palmax PD-1100 Frequently Asked Questions (FAQ)" by Amherst Information Technology.
Japanese translation done by KIMOTO Go.

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Palmax PD-1100 Frequently Asked Questions (FAQ)

このページでは Palmax ミニノートブックについての ありがちな質問について回答を提供します.

この FAQ は作成途中のものですのでお気をつけください. このマシンについての新しい情報が発見され次第 このページに追加していきます. 将来の更新に備えてブックマークするかまたは 「購読」の設定にしておくとよいでしょう. (その後まったく更新されていません.訳者註.)

英語の原典の更新日付: 1999年 10月 26日


Palmax ミニノートブックについて 基本的な特徴をおしえてください.

このマシンの詳しい仕様をおしえてください.

作っているのはどんな会社ですか

オペレーティングシステムは何がのりますか.

マシンをアップグレードすることは可能ですか.

ドライバソフトウェアなどはどこから入手できますか.

タッチスクリーンの使い方をおしえてください.

Palmax PD-1000 / PD-1100 の写真を見たい.

東芝リブレットの周辺機器は Palmax のとおなじでしょうか.

パラレル Laplink ケーブルで Windows の「ケーブル接続」が できません.どうして.

PD-1000 と PD-1100 では周辺機器は 相互に交換可能ですか.


Palmax ミニノートブックについて 基本的な特徴をおしえてください.

Palmax ミニノートブックはとても小さく,軽い, ちゃんとした PC です. Cyrix の Pentium 互換プロセッサ, 大容量ハードディスク, 標準的な PC 用オペレーティングシステムとアプリケーションを 搭載しています. 決して「CE」ではありません.PC です.

 

このマシンの詳しい仕様をおしえてください.

プロセッサ,ディスク,ディスプレイ,サウンドについて 詳しくは Amherst の Palmax Specification Page をご覧ください.

 

作っているのはどんな会社ですか.

Palmax は台湾に本拠をおいています. 会社概要や製品などについては Palmax 公式サイトに情報があります. http://www.tidalpower.com.tw/

 

オペレーティングシステムは何がのりますか.

Windows 95 かまたは Windows 98 がインストールされた状態で出荷されます. Amherst では Windows NT も動くであろうと考えており, 必要なドライバなどの詳細な情報が整理され次第公開したい考えです. つまるところ,PC であるいじょう,Linux だって動くはずです. 問題はデバイスドライバが手に入るか,否か,です.特に,タッチスクリーン.

 

マシンをアップグレードすることは可能ですか.

ある程度は,可能です. 一般的に ポータブル PC のシステムは,デスクトップモデルと比べると アップグレードの余地はたいへん小さいとされています. ポータブル,特にとても小さいものでは, 各部品がその形,大きさを吟味して決められています. プロセッサ,ビデオ,サウンドチップなども 基板に直接実装されており,はずしたり交換することはできません.

RAM のアップグレード

メモリは最大で 128 MBまで増設可能で,標準では 32MB です. (128MB まで増設すると,Windows 98 で PC カードを認識できなくなるという トラブルが複数報告されています.また 128MB というのは PD-1100 の場合です. PD-1000 / PD-1000 PLUS では 64MB が上限です.訳者註.)

ハードディスクのアップグレード

ハードディスクはより大容量のものに交換可能です. リブレット用のものがちょうど同じ大きさです. PD-1100 の場合,いわゆる 2.5インチで,厚みが 9.5mm かそれ以下 でなければいけません. (初代の無印 PD-1000 では厚み 8.45mm です.PD-1000 PLUS では 9.5mm です.訳者註.)

このサイズの交換用のドライブは東芝,IBM,日立,ほかから出ています. 容量は 3.2GB, 4.3GB, 6.4GB などがあります.

交換後のドライブは BIOS が自動的に認識します.

 

ドライバソフトウェアなどはどこから入手できますか.

Amherst の Palmax Software Page にて提供しております.

 

タッチスクリーンの使い方をおしえてください.

タッチスクリーンはマウスのかわりになります. スタイラスでもなんでもいいので ガラスのスクリーンをつついてみてください. マウスポインタがその場所に移動します. スクリーンをタップすることで マウスのクリックと同じことになります. 2 回タップすればダブルクリックです. スタイラスでできないことは,「右クリック」です. これについては.マシンの「ふた」にマウスボタンが組み込まれているので それを使ってください.

Palmax はふたの右端にちょうどスタイラスが格納できる ようにできています. スタイラスは,ペンの形をした,ただのプラスチックのかたまりです. 電子部品は内蔵されていませんし,マシンと線でつながれてもいません.

 

Palmax PD-1000 / PD-1100 の写真を見たい.

Amherst ではよく写っている写真をあつめて Palmax Pictures Page に掲載しました.

 

東芝リブレットの周辺機器は Palmax のと同じでしょうか.

いいえ.くらべてみましたが,全部,違います.

ポートリプリケータのコネクタは マシン底面の逆サイドについています. マシンが違えば装着することすらできません.

バッテリはコネクタがまったく違います. リブレットのフロッピードライブは 専用のデバイスドライバを Windows に組み込めば使えるかもしれませんが, 「ブート」できません. これはリブレットの PCMCIA と BIOS が特別に作られているからです.

ハードディスクだけは,どちらも同じサイズのものを使っていますが, これは,ほかの多くのノートブックコンピュータでも,同じことです.

 

パラレル Laplink ケーブルで Windows の「ケーブル接続」ができません. どうして.

PD-1100 ではフロッピードライブをパラレルポートにつなぐ仕様に なっているため,ケーブル接続のためには 標準的な「Laplink」ケーブルではだめで, ケーブルに細工をしなければなりません.

より詳しくは, Palmax 社のウェブのサポートページ を参照してください.

この問題はシリアルケーブルを使う場合には関係ありません. 標準の Laplink シリアルケーブルで問題なく使えるはずです(遅くてもよければ).

(日本で販売された Palmax PD-1000 PLUS には パラレルのケーブルが付属していて,おそらくこれがその 加工済みの Laplink ケーブルではないかと,思われます.訳者註)

 

PD-1000 と PD-1100 では周辺機器は相互に交換可能ですか.

はい.フロッピードライブ,CD-ROM ドライブ, ドッキングステーション,標準/大容量バッテリのすべてが 完全に交換可能です.

どちらのマシンも物理的に同じサイズのハードディスクをつんでいますから, 片方で使えたものはもう片方でもつかえます. (初代無印 PD-1000 は例外です.訳者註.)

唯一,交換可能でないものはメモリです. Palmax PD-1000 は EDO と呼ばれるタイプのメモリを使います. Palmax PD-1100 は SD-RAM を使います.

 


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